お金が貯まる人どういう行動をしているのか?第4弾!
「貯金」
この言葉を聞くとすごく
堅実なイメージがするのは私だけではないだろう。
小さい時からよく親に
「貯金をするように」
と言われてきた方も少なくないはずだ。
ただ大人になると、
ただただ現金を「貯める」だけではなく、
◆どういうところに貯めるか。
◆それを増やすために
どのような方法を取っていくか。
が、生きていく上で重要になる。
そんな中で、人生における色んなフェーズにおいて、
どのような行動をとっていけば
お金が貯まりやすいのか。
そんな「マネーリテラシー」
を身につけられるヒントになる本を
見つけたので、その内容を紹介しようと思う。
「お金が貯まるのはどっち?」
というタイトルの本だ。
クイズ形式でマネーの使い方に
対するさまざまなノウハウを提供してくれる。
内容が非常にわかりやすく、
かつ細分化されているため、
どこから読んでも楽しめるようになっている。
すでに気づいていたこともあれば、
新しく気づかせてくれたところもある。
「これは実際どうなんだろう?」
と疑問に思うこともあった。
みなさんも、この本に書いていることについて
自分なりの意見をコメントしていただけると非常に嬉しい。
【質問16】
セールで買う人、買わない人、得するのはどっち?
★答え
買わない人
目的にもよるが、
「安いから買う」
「今だけだから買う」
というのは結局ムダな出費にしかならない。
基本は「いいものを長く使う」精神を持った方がよい。
★セールの中でも、福袋は最悪。
なぜなら、欲しいものだけではなく、
必ずいらないものも入っており、
そちらにもコストが乗っかっているから。
※ギャンブルと同じ感覚である。
★銀行のキャンペーン商品にも注意。
その後にあの手この手で
投資信託や保険などの商品のセールスを受け、
キャンペーンの損失を投資信託の手数料で
取り戻そうとするからである。
★銀行にとって定期預金は、
金利をつけなくてはいけない以上、
「負債」になる。
銀行は定期預をそのままではなく、
なんらかの手数料収入を得ようと、
その後も商品をすすめてくるので、
これらをきちんと断ることが必要である。
【質問17】
2000万円の借金と500万円の借金、破綻しやすいのはどっち?
★答え
金額は関係ない
破綻してしまう原因は、
借り入れの総額ではなく、借り入れの本数にある。
複数の場所から借りている場合、
高い金利によっては月々の支払いは高くなってしまう。
全体の借金は500万円程だったとしても、
借り入れ本数が多いため、
毎月のキャッシュ負担が大きくなってしまう。
こうして結局、払いきれずに破綻するケースが多いようだ。
★危ないのがカードローン。
生活資金の借り入れが多いが、
その支払いをするために別のカードローンで
借りた時から最悪のループが始まってしまう。
【質問18】
粘り強い人とすぐ諦める人、
破綻しやすいのはどっち?
★答え
粘り強い人
粘り強い人は、
損切りができなくなる。
「今までのピンチを乗り越えてきたように、
今回も乗り越えられる」と考え、
知らないうちに預金が枯渇してしまうようだ。
真面目で粘り強い人ほど、
プライドが高いため、
人に相談できないことも破綻しやすい理由である。
状況が悪いと思ったら、
すぐに損切りをするべきである。
【質問19】
自分のお金と他人のお金、
活用するならどっち?
★答え
他人(銀行)のお金
銀行からお金を調達する力を身につけることが、
マネーライフを充実させるための肝であるよう。
1番金利が安くて、
長期で貸してくれる「住宅ローン」は
良い借金のようだ。
銀行からお金を調達する力を身につけることが、
マネーライフを充実させるための肝であるよう。
1番金利が安くて、
長期で貸してくれる「住宅ローン」は良い借金のようだ。
【質問20】
持ち家派、賃貸派、
お金持ちになるのはどっち?
★答え
持ち家派
家は負債になるという考え方もあるが、
悪い物件だとそうなるだけで、
良い物件は資産になるようだ。
「資産を作る」という目的がある人は
持ち家にすべきである。
持ち家であれば、良い物件を選べば、
将来売ることもできるし、貸すこともできる。
10年後、20年後の可能性を考えると、
賃貸では資産を増やすことはできない。
★良い物件の選び方
1.とことん良い立地にこだわる。
「貸す時に、良い値段で貸せる場所」を基準に考える。
自分が住むために購入する物件であっても、
「もし人に貸したら」ということを
必ず考えておいた方がよい。
2.物件価格は、毎月の賃貸料の200倍を
目安にする。
年間の家賃収入➗物件価格=0.06
毎月の家賃が20万円取れるなら、
4000万円の物件を選んだ方がよい。
これを超えると、
資産価値が低いということになる。
3.住宅ローンの支払額を、
手取り収入の25%以内に抑える。
4大固定費のうちで最も費用のかかる
住宅ローンを少なく抑えることが、
安定した貯蓄をするためのポイント。
こまめに地元の不動産屋さんを
まわると見つかる可能性が高い。