お金が貯まる人はどのような行動をとっているのか?第2弾!!
「貯金」
この言葉を聞くとすごく
堅実なイメージがするのは私だけではないだろう。
小さい時からよく親に
「貯金をするように」
と言われてきた方も少なくないはずだ。
ただ大人になると、
ただただ現金を「貯める」だけではなく、
◆どういうところに貯めるか。
◆それを増やすために
どのような方法を取っていくか。
が、生きていく上で重要になる。
そんな中で、人生における色んなフェーズにおいて、
どのような行動をとっていけば
お金が貯まりやすいのか。
そんな「マネーリテラシー」
を身につけられるヒントになる本を
見つけたので、その内容を紹介しようと思う。
「お金が貯まるのはどっち?」
というタイトルの本だ。
クイズ形式でマネーの使い方に
対するさまざまなノウハウを提供してくれる。
内容が非常にわかりやすく、
かつ細分化されているため、
どこから読んでも楽しめるようになっている。
すでに気づいていたこともあれば、
新しく気づかせてくれたところもある。
「これは実際どうなんだろう?」
と疑問に思うこともあった。
みなさんも、この本に書いていることについて
自分なりの意見をコメントしていただけると非常に嬉しい。
今回も一回では紹介しきれないので、
複数回に分けて紹介していこうと思う。
【質問6】
保険は若いうちに入るか、結婚してから入るか?
[答え]
若いうち
「終身保険」はお金を積み立てる感覚で
加入したほうがいい。
ただ、月々の保険料を自分の手取り収入の
5〜7%に抑えるようにする。
その後、出産・住宅購入時に保険を見直す。
★住宅購入時の「団体信用生命保険」
※自分が亡くなったら、住宅ローンの借金がゼロになるというもの。
これに加入することで、
将来の選択肢は格段に広がる。
【質問7】
保険会社とFP、ライフプランを相談するならどっち?
[答え]
どちらもOK
★保険会社
人生設計をヒアリングしながら、
夫婦やお子さんの年齢を考慮して、
将来にわたっていくら必要かを計算してくれる。
→その後に必ず商品の営業が入る。
保険会社が勧めてくるのは
「定期保険」の可能性が高い。
掛け捨てなので、
ほぼそのまま会社の利益になるからである。
※保険代理店もほぼ同じである。
★FP
ほとんどのフィナンシャルプランナーは
中立とはいえず、
保険会社から販売手数料をもらっている
商品を結局は勧めてくる。
※そうしなければ職業として成り立たないため
★大切なこと
◆勧められる保険にその場で加入しない
◆理解できない商品は買わない
◆売り手のセールストークを鵜呑みにしない
と予め決め、「終身保険」をベースに選ぶ。
結局は相談した内容をもとに、
インターネットの保険会社を活用するのがベスト。
同じ内容の保険でも保険料が安く、
無駄な保険を勧められないというメリットがある。
【質問8】
銀行系列のカードローン、
クレジットカードのリボ払い、
得するのはどっち?
[答え]
どちらもダメ
「72の法則」
72÷金利=お金が2倍になる期間
金利が7.2%だと、10年で借金が倍になる。
※100万円だと10年後には
利子だけで100万円も取られる。
銀行は余剰資金が余っており、
貸すところがなく困っている。
(住宅ローンも低金利となり、利益が出ない)
結局はカードローンを使わせようとする。
★リボ払いは絶対にダメ。
金利は12〜18%と、
とんでもない額である。
キャッシングの利用は、
銀行からの信用毀損になってしまうと認識すべき。
基本的な考え方として、
★自分の資産は銀行の負債
★自分の負債は銀行の資産
となり、WIN-WINなどということはありえないということを
頭に入れておかなくてはならない。
銀行が言う「よい商品」は
「手数料が高い商品」のこと。
【基本的な投資信託の考え方】
★インデックス型
例えば日経平均に連動して上げ下げするもの。
機械的に行われるため、手数料が安い。
★アクティブ型
ファンドマネジャーが選んだ銘柄を
出し入れしながら運用しているもの。
後者の方が手数料が高い。
【質問9】
長財布と折りたたみ財布、お金が貯まるのはどっち?
[答え]
長財布
その人が「お金をどう扱っているのか」
ということが、財布に表れる。
お金を折りたたまずに丁寧に扱っている
長財布の方がお金の大切さを
よく分かっていることになる。
レシートやポイントカードで
パンパンに膨らんだ財布もやめた方が良い。
長財布に入れて左の胸ポケットにしまうのが、
大事に扱っている意識を高めることになる。
【質問10】
コンビニと銀行、お金をおろすならどっち?
[答え]
銀行
コンビニのATMでお金を下ろすと、
おろしたお金で必要なもの以外も買ってしまう。
かつ手数料もかかるため、
出費の合計は月々で計算するとかなりの
額になってしまうのである。
銀行はおろすことだけが目的
かつ手数料もかからないので良いが、
どちらにしろお金を貯めることに
無計画な人は「アウト」になってしまう。
「お金は必要なときにおろす」ではいけない。
お金は
★毎月、どのようにお金を使うか
★いくらの予算でやりくりするか
を決め、予め必要な金額を4周で割り、
おろすタイミングと金額を決めなくてなはならない。
★お金が貯まる人のお金を
下ろす行動パターンまとめ
①毎月の予算を決める。
②予算を4週で割る。
※4万円であれば、一週間で一万円ずつ
③毎週月曜日に銀行で一万円を下ろす。
※1万円で一週間をやりくりする計画性が大事であるという。