お金が貯まる人はどのような行動をとっているのか?第1弾!!
「貯金」
この言葉を聞くとすごく
堅実なイメージがするのは私だけではないだろう。
小さい時からよく親に
「貯金をするように」
と言われてきた方も少なくないはずだ。
ただ大人になると、
ただただ現金を「貯める」だけではなく、
◆どういうところに貯めるか。
◆それを増やすために
どのような方法を取っていくか。
が、生きていく上で重要になる。
そんな中で、人生における色んなフェーズにおいて、
どのような行動をとっていけば
お金が貯まりやすいのか。
そんな「マネーリテラシー」
を身につけられるヒントになる本を
見つけたので、その内容を紹介しようと思う。
「お金が貯まるのはどっち?」
というタイトルの本だ。
クイズ形式でマネーの使い方に
対するさまざまなノウハウを提供してくれる。
内容が非常にわかりやすく、
かつ細分化されているため、
どこから読んでも楽しめるようになっている。
すでに気づいていたこともあれば、
新しく気づかせてくれたところもある。
「これは実際どうなんだろう?」
と疑問に思うこともあった。
みなさんも、この本に書いていることについて
自分なりの意見をコメントしていただけると非常に嬉しい。
今回も一回では紹介しきれないので、
複数回に分けて紹介していこうと思う。
【質問1 】
クレジットカード、持つなら2枚と4枚どっち?
[答え]
2枚
カードのキャッシング枠
(お金を限られる限度額)
はクレジットカードの枚数に
関わらず決まっている。
なので、枚数が多ければ多いほど、
1枚のキャッシング限度額が少なくなるようだ。
数が多いと1枚のキャッシング限度額が
少なくなり、カード会社からすれば
「信用度が低い」ということになってしまう。
1枚は持ち歩き、もう1枚を予備として
家に置いておくのがよい。
◆カード枚数が多いと
カードの支払い動向を把握しづらく、
入金遅れのリスクが高くなる。
貸したお金が返ってこない銀行からすれば
「信用できない人」とみなされてしまう。
※家を買うとき
銀行が住宅ローンを融資するときのスタンスは、
返済利率を「他の借り入れと合わせて」
収入の35%に抑えること。
よって枚数が多いと借り入れの
額が減ってしまう。
【質問2】
天引きで貯金か余ったお金を貯金か、貯まるのはどっち?
[答え]
天引き
お金が貯まる人の絶対条件は、
「計画性があるかどうか」
無理なく貯金をするために、
手取り収入の15〜20%を貯金するのが妥当。(額ではなく、割合で決めるのがよい)
積み立てる割合が決まったら、
「天引き積立口座」を作って、毎月預金する。
自分が将来的にお金を借りる予定の
銀行で積み立てることが重要。
※銀行の信用度が上がるため。
◆貯め方◆
同じ口座に500万円入っていても、
◆毎月コツコツと貯めた500万円
◆昨日一括で振り込まれた500万円
上記二つでは銀行の評価がまるで違う。
※前者は堅実な様子で
銀行からの信頼を獲得しやすい。
何年にもわたって毎月同じ割合の額を
コツコツ貯めてきた実績は、
銀行が安心してお金を貸してくれる材料になる。
これが将来の自分の手助けになるのである。
【質問3】
メガバンクと信用金庫、口座を開くならどっち?
[答え]
信用金庫
将来的に独立をするとき、
銀行から事業資金を調達しなければならないが、
よほどのことがない限り、
メガバンクは相手にしてくれない。
※これは住宅ローンも同じである。
◆信用金庫は
地域の役に立つというミッションを
持っているため、
地元の商店街などの小さな店舗や
個人事業主が主要なお客様になる。
新事業を開始するときに力になってくれる。
信用金庫にとっては、
口座に500万円の預金があれば得意客。
1000万円あれば担当者がつくようになる。
VIP待遇をしてもらえるのは、
メガバンクよりも信用金庫のほうである。
しかし、
メガバンクは全国にネットワークを
持っており、お金の出し入れが便利。
ネット振込も可能で投資信託などの
品揃えも豊富である。
よって次の提案が出てくる。
★信用金庫
きゅうふり口座を作り、
月々の積立やクレジットカードの引き落としなどに使う。
すぐにお金を引き出さないといけないときの口座。
5〜10万円常に残しておく。
【質問4】
普通預金と定期預金、
お金が貯まるのはどっち?
[答え]
金額が少ない時は定期預金に
回しても大した利息はつかないので、
それであれば何かあったときのために、
すぐに引き出せるお金を手元に置いておいた方がいい。
ただ、普通預金の預金額が多くなると、
自然と気持ちが大きくなり、
無駄遣いの原因となる。
よって、普通預金にある程度のお金が
貯まったらその一部を定期預金に移すのがよい。
「手元にいくら置いておきたいか」
この金額を設定しておき、
その金額以上になったら、余剰分を定期預金に回す。
※下回ると自分がザワザワするようになる金額が下限額である。
「総合口座」
定期預金と普通預金が一体になったもの。
同じ口座なので、定期預金に振り返るのも
便利で、通帳も一冊ですむ。
自動融資をしてくれるのも利点である。
「貯蓄預金」
臨時的な支出(ご祝儀、マンションの更新料、固定資産税など)
の合計金額を出し、12ヶ月で割った額を
毎月貯蓄預金にためておくとよい。
※支出も安定してくる。
【まとめ 日々のお金の管理】
◆給与振込
◆クレジットカードの決済
◆公共料金の支払い
★定期預金(安心できる金額を超えたら移す。)
◆余剰資金の管理
※無駄遣いが減る、自動融資
★貯蓄預金
◆マンションの更新料
◆ご祝儀
◆自動車税や車検代
【質問5】
定期保険と終身保険、入るならどっち?
[答え]
◆定期保険
死亡したときに一定額もらえるような保険。
いわゆる掛け捨てなので、契約終了時にお金は戻ってこない。
かつ年を重ねるごとに高くなる仕組みになっている。
◆終身保険
将来の保険金支払いのために積み立てておく保険。
1000万円の保障額で振込期間が30年間だとすると、1000万円を360ヶ月で分割で支払っている。
※いつ死亡しても支払われる。
解約しても積み立て分が返金され、
死亡した場合は満額おり、
かつ商品によっては解約返戻金を
担保にお金を借りることができるため、
終身保険のほうが間違いなく使うことができる。
【計算式】
家族に必要なお金
➖(今持っているお金➕遺族年金)
=保険で必要なお金
保険金で1000万円以上必要な人では、
終身保険だけで上記をクリアしようとすると、
月々の支払いが3〜4万円になる。
月々の支払いが家計を圧迫してしまう場合に、
足りない分を「定期保険」でカバーするのがよい。
こうすれば、最低限の掛け捨ての保険で、
安心を担保することができる。