時間の使い方について!!第2弾〜時間感覚を取り戻すために(1回目)〜
「時間がない」
という概念を覆し、
時間の使い方について
非常に有意義と思われる情報が書いていた
2冊の本の共有について、
引き続き進めていきたい。
今回は
「週40時間の自由をつくる長時間術」
より、
時間にまつわる感覚を変える方法を2回に分けて紹介していきたい。
★時間感覚不足を取り戻す7つのトレーニング★
❶ゴールコンフリクトを正す。
【ゴールコンフリクトとは】
いくつもの目標や欲望がぶつかり合ってしまうこと。
・分かっているけれどやらないコンフリクト
・思い込みコンフリクト
・無知コンフリクト
の3つがある。
★分かっているけれどやらないコンフリクト
Ex.)ポテトチップスが太るのは分かっているけれどつい食べてしまう。
対策
やるしかない仕組みを事前に作っておく。
※自動的に健康食品しか届かないようにする、預金口座へ自動送金する…など。
★コンフリクト・リストの作り方
❶今の目標を10個書き出す。
❷10の目標から重要だと思う5つを選ぶ。
❸5つの目標の「障害」を書き出す。
❹それぞれの「障害」をコンフリクトのパターンに割り振る。
深く考えずに、直感で割り振ればOK。
★思い込みコンフリクト
「勘違い」が原因でコンフリクトが起きてしまうパターン。
Ex.)人生で成功するには友人との遊びを減らすしかない。
対策1:「セルフ・ディスダンシング」
※自分の悩みを他人事のように見てアドバイスしてあげる。
★思い込みコンフリクトを解決する
「ソクラテス式問答法」
❶問題の具体的ゴール
❷分かっていないこと
❸今の答えを事実だとした理由
❹それはどこから得たものか
❺問題の効果
❻他の人の回答
❼今の答えの代わりになる答え
を自分に問いかける。
対策2
「メンタル・タイムトラベル」
「この問題は未来にはどうなっているだろうか」と想像してみる。
★無知コンフリクト
Ex.)「運動したいけど、仕事がある」
→運動と仕事の相関関係を知らない。
対策:知的謙遜
※自分の知識はどこまでが限界なのかをしっかり把握する。
何を分かっていないか把握すると、格段に正しい答えに近づいていける。
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❷時間汚染を防ぐ。
【時間汚染とは】
※脳にストレスがかかり、時間が細切れになったかのように思い込み、
常に時間に追われているかのように感じてしまう状態。
徹底的に脳のパニックを抑えていくしかない。
【対策】
★メールを見る時間を事前に決めておく。
例え細かな事務作業であっても、
事前にきっちり時間を割り当てて、
「その時間にしかチェックしない」
と決めておくのが大事。
1日3回までとすると、仕事のストレスが減る傾向にある。
【対策】
★To Do管理はインデックスカードで
スマホやパソコンのアプリにTodoリストをまとめると、
一気に登録したタスクを見ることになり、
脳に負担がかかる。
1枚に1つずつ書き、優先順位ごとにカードを
並べ替えていくのが良い。
【対策】
★タスクシフト
あらかじめ複数のタスクを切り替える
タイミングを決めておくテクニック。
これはタイマーを使い、
1つの作業につき30分設定し、
タイマーが鳴ると作業を切り替えると良いようだ。
★マルチタスクで逆に時間を有効に使う方法
全く違う能力を使ったマルチタスクは脳に負担がかからない。
例:料理をしながら電話をする。
互いにジャマにならないような業務を組み合わせれば、逆に効率は上がる。
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❸呼吸を変える
呼吸法によって時間が足りないような感覚を和らげることができる。
スクリーン無呼吸症候群
※スマホやパソコンを見た人が反射的に息が浅くなったり、何秒か呼吸を止めてしまう症状。
→時間不足の感覚は悪化してしまう。
①定期的に呼吸がどういう状態かを意識する。
②呼吸が浅くなりやすくなるタスクは何かを記録しておく。
③深呼吸をあらゆるタイミングで意識的に行うようにする。
日頃からこの3ステップを意識すると良いそうだ。
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❹リフレーミング
※嫌な状況を前向きに解釈をし、ネガティブな感情に立ち向かうテクニック。
うつ病の治療だけでなく、「時間不足」の感覚を癒す効果もある。
決まったセリフを繰り返して、自分が言ったことを信じ込むように努力する。
実践3ステップ
①深呼吸し、脳に酸素を送り込む。
②思っている感情をそのまま口に出し、どんな変化が起きたのかをチェックしていく。
③最後に、自分の感情をリフレーミングする。
上記で時間感覚の歪みに立ち向かえる。