時間の使い方!第5弾!〜脳をフル稼働させるための方法〜
「時間がない」
という概念を覆し、
時間の使い方について
非常に有意義と思われる情報が書いていた
2冊の本の共有について、
引き続き進めていきたい。
今回は
「脳のパフォーマンスを最大限引き出す #神時間術」
より、
★脳をフル稼働させるための方法★
についてお伝えしたい。
【休憩と睡眠について】
休憩…仕事をして休む。疲れないうちに休むことが大切。
睡眠…集中力を高められる最も簡単な方法。
睡眠時間を削ると、
◆ガンのリスクが6倍
◆脳卒中は4倍
◆心筋梗塞は3倍
◆高血圧は2倍
◆糖尿病は3倍以上 になるという。
また、睡眠時間が6時間を切ると、
翌日の集中力が著しく低下する。
よって仕事量が激減することになる。
今睡眠不足になっている人は、
睡眠時間を7時間以上にすることで、
大幅な集中力アップと時間創出が期待できるようになる。
【運動について】
集中力を完全にリセットする裏技。
1回60分から90分の有酸素運動をすると、
「脳のゴールデンタイム」と同じような脳の状態になっているという。
BDNFという脳を育てる物質が分泌され、
ドーパミンという脳内物質も分泌されるためである。
【自己投資について】
時間術によって生まれた自由時間を、仕事のために使うのは最悪の方法である。
息をつく暇もなく、コマネズミのように働く生活が死ぬまで続くことになる。
「自己投資」
「能動的娯楽」
「楽しむ」
ために使うべきである。
【受動的娯楽】
テレビやゲームに代表される、
ただ時間を浪費するだけのもの。
【能動的娯楽】
◆読書
◆スポーツ
◆楽器の演奏
◆ボードゲーム など、
自己の成長を促していくもの。
「自己投資」につながる娯楽のことである。
【午後のリセット術について】
午後2〜4時は生物学的に覚醒度が低下し、
眠気が出やすい時間帯であり、
集中力も仕事効率も低下していることを意味する。
このときに集中力をリセットする方法があり、簡単にできるものが多い。
★運動リセット術
リフレッシュのための運動は1分だけでも効果が得られる。
①1階から3階に行くのに、
エレベーターを使わずに階段で上がる。
②1分間で約5回のスクワット
少し歩いたり、
身体を動かしたりすることを意識するとよい。
★場所替えリセット術
場所を変えると場所ニューロンが
活性化して、脳がリフレッシュするという。
ずっと机に座りっぱなしの状態では
疲れやすく集中力も下がるので、
会社の会議室を借りて、
人的雑念を排除するなどが良いそうだ。
★ガラッとリセット術
「同じ仕事」を長時間続けることが最も集中力を低下させる。
「会議」や「打ち合わせ」など、
仕事と仕事の合間に入れるとよい。
そのほか、
非集中仕事(電話対応、資料作成など)もリセット術として使える。
【脳を休めるには】
「視覚」を使わずに、
視覚以外の刺激を与えることが「癒し」につながる。
つまり「目をつぶる」だけで
視覚情報が遮断され、脳は休息モードに入るようだ。
これが脳科学的に最も簡単で効率的な休息といえる。
【マインドフルネス(瞑想)】
効果
◆集中力を高める。
◆創造力を高める。
◆記憶力が向上する。
◆ストレスを軽減する。
◆不安が減少する。
◆共感・思いやりの気持ちが強まる。
瞑想は最高のリフレッシュ法の1つであるといえる。
【退社時間を決める】
「仕事が終わらなければ残業すればいい」
と最初から思っているので、
いつまで経っても集中力が高まらず効率も上がらず、
無意識にだらだらと仕事をしてしまうようだ。
個人として「退社時間を決める」ことが重要。
★戦略的ケツカッチン仕事術
夜に、絶対に動かせない予定を入れてしまえば、
その時間までに仕事を終わらせて、
退社しないといけなくなる。
例:ウェブで映画のチケットを購入する など。変更不能な予定を入れるとよい。
【運動について】
★運動が脳にいい科学的根拠
1.海馬の神経を増やし、長期記憶を強化する。
2.脳を育てる。
3.運動直後から学習機能がアップする。
4.頭が良くなる。
5.作業記憶が良くなる。
6.ぐっすり眠れる。
7.やる気が高まる。
★運動は最大の時間創出術
1日15分の運動で死亡率が14%低下し、
平均寿命が約3年延びるという結果が台湾で出ている。
「運動によって寿命が延び、
時間が創り出される」
ことが分かっているので、
時間がもったいない人ほど運動すべき。
★運動はいつするのがベストか
「朝」か「終業後」がベスト。
夕方4時以降は体温が高まり、
1日で代謝が最も上がる時間帯。
ただ寝る前の3時間以内の運動は
、睡眠に悪影響を及ぼすので、
不健康な習慣となり、オススメはできない。
★24時間で収支を合わせる
サラリーマンは月曜から金曜まで必死に働いて、
土日に休んで回復というパターンが多いが、
1週間単位で動くのではなく、
24時間の中でリズムをつけて、1日ごとに体力をリセットできる環境を作った方が良い。
【交流について】
★交流は最大の癒やし
人と交流すると、
脳下垂体からオキトシンが分泌され、
「愛し、愛されている感覚」を実感する。
オキトシンはさらに細胞修復作用、
免疫力亢進作用があるので、
真の癒やし効果を持つ物質なのである。
★よい交流の例
精神的な交流よりもスキンシップによって
オキシトシンの分泌が高まる。
ハグや手を繋いだりするだけでも高まるので、子供を抱っこしたり、
手を繋いで歩くのも良い。
※犬や猫などの動物と戯れるのも可
【出社後について】
★会社を出たら仕事のことは考えない
遊んでいても、お酒を飲んでいても
仕事のことを考えているようでは
真の意味でリラックスできてはいない。
また仕事を家に持ち帰ることはストレスの原因になり、日中の仕事にも悪影響を与える。